星と天界の音楽と(星のソムリエ®のブログ)


20時南中:2月6日
位置(中心線):赤経6h/赤緯-20°
 形が整っている割に、このうさぎ座にはこれと言った神話や星座にまつわるような伝説も伝わっていません。一説によると、古代ギリシアでは、畑を荒らす害獣として野兎は厄介者だったようです(家の近くの山の道を車で走行していると、時々こちらが通るのを見透かしたかのように、薮から突然姿を現してビックリさせられることがあります)。そのため、追い払うまじないとして狩人オリオンの足元に配置した、という話しも伝わっています。

 しかし、あまりにも出来過ぎの絵姿ではないでしょうか? オリオンの足元と言う話しは後付けのような気もしますが、似たような話しとして、南半球のはえ座とカメレオン座の設定理由を思い浮かべてしまいました。大航海時代の船上で、蠅に悩まされた乗組員たちが、蠅を好んで食べてくれる珍獣カメレオンを蠅の射程位置に配置して追っ払った、という話し。傑作ではないでしょうか?

 


(カーソルをのせると星座線、星名が表示されます)

~ 参考書 ~
透視版星座アルバム(藤井旭)
星座の神話(原恵)
星座の起源(近藤二郎)
星と暮らす365日(皆川敏春)


★星座の結び方、絵図は藤井旭著『透視版 星座アルバム』(1972年版)を参考にしています。

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